“お金が欲しいのに稼げない”の裏に隠された心理的ブロックとは?

「頑張って働いているのに、なぜか収入が伸びない」
「収入アップを目指しても、結局元に戻ってしまう」

…これって努力が足りないのでしょうか?

それ実は、努力不足や気合が足りないとかでもなく
その背景には心理的な“金銭ブロック”が隠れているかもしれません。

今回の記事では、金銭ブロックのタイプを解説し、それを解除するためのヒントをお話するね

金銭ブロックってなんや!

金銭ブロックのタイプ別一覧 (あなたはどれか当てはまる?)

タイプ特徴具体例背景
お金を受け取ることへのブロック自分には価値がないと感じる、お金を受け取ると迷惑をかけると考える値段設定を低くしすぎる、贈り物を受け取ると申し訳なく感じる自己価値感の低さ、幼少期に努力が美徳とされた
お金を支払うことへのブロックお金を失うと損をする、お金を出すことにためらいを感じる成長や学びへの投資をためらう、高価なものを買うと罪悪感を抱く過去に大きなお金を失った経験、お金はなくなるものという思い込み
お金に対する罪悪感お金を汚いものと感じる、罪悪感や恥ずかしさを抱くお金持ちにネガティブな感情を抱く、金銭話題を避ける幼少期にお金は汚いものと教えられた、社会的不平等への反発心
豊かさを拒むブロック十分に満たされることを拒み、不足感を抱く収入が増えても散財する、不足感に焦りを感じる苦労していないと意味がないという信念、自己許可の欠如
他人との比較によるブロック他人と比較して劣等感を感じる、見栄を張るために無理な消費をする他人の収入と比較して落ち込む、見栄のために消費をする社会的評価を気にする環境、成果主義的な価値観の影響
お金の流れを制限するブロックお金は貯めるものと固定観念を持ち、活用や投資を避ける貯金が増えると安心するがそれ以上活用しない、投資をためらう経済的に不安定な環境で育った、お金は減らさないほうが良いという観念
お金に対する無関心・回避お金の話題を避ける、管理や計画を後回しにする借金や支払いを先延ばしにする、家計管理を怠るお金に関する失敗やトラブル経験、問題の先送り

金銭ブロックは、多くの場合、幼少期の経験や社会的な価値観、過去の失敗から生まれるとされています。

金銭ブロックの原因と言われる一例

例えば多い例だと

  • 親が「お金は汚いものだ」と言っていた → 大人になってもお金を稼ぐことに罪悪感を感じる。
  • 「うちにはお金がない」と言われ続けた → お金があっても足りない気がして不安になる。
  • 「お金持ちはわがままだ」と教えられた → 豊かになることを怖がる。
  • 友達に「お金持ちの家の子はズルい」と言われた → 自分がお金を持つと嫌われると思う。
  • 常に「安いものを選びなさい」と言われた → 高いものを買うと罪悪感が出る。
  • お小遣いが少なかった → お金を持つのが怖くなる。
  • 初めてのお小遣いで無駄遣いして後悔 → お金を使うことが怖くなる。
  • 友達に貸したお金が返ってこなかった → お金の話をするのが苦手になる。

などなどこれまでの経験や環境で知らず知らずの無意識のうちに自分の中にこうした「お金」に対する負の感情が埋め込まれていく事があります。

こうした無意識の信念(ビリーフシステム)があなたの行動を制限し、結果的に収入や豊かさに影響を及ぼしまっていたりの場合、これを「努力」や「気合」だけで乗り越えるのはなかなか大変だってなってしまうんですよね。

ほな、どないしたらええねん。

まず「気付く事」からです

どうして金銭ブロックって自分で気づきにくいの?

金銭ブロックは、幼少期からの経験で無意識のうちに作られるので、あまりにも自分の中では自然すぎて自分では気づかないことが多いんです。

たとえば、「お金持ちになりたい」と思っているのに、同じ自分の中に「お金は汚い」と思っている矛盾があったりします。

自分の願いを自分で否定しつづけている事に気付けないんです。

だから今みたいに「あれ?私も金銭ブロックが酷いのかも!?」と運良く気付けたりした場合は、
そこから「じゃあどうしたら??」と考える事を始められますよね?

でも、多くの方の場合は自分にこうしたブロックがあるという事にすら気づかず
「あーなんでお金稼ぎたいのにすYouTube見ちゃうんだろうー集中力のない自分は駄目だ」

とか、自己否定したり自己嫌悪して「あー駄目だなー」で止まってしまうんですよ。
これっていわゆる「思考停止」でもあるんだけどでも、原因のわからない事を考えてもしょうがないので「そうするしかなかった」ってなってしまうんですよね。

なのでまずは「あれ?もしかして」と自分で気付く事からやっとスタートラインに立てるんです。

で、そこから気付いたとしてもまるで天啓を受けたかのように人生が一瞬で切り替わる!!とか

どこぞの名言やコーチの一言で突然憑き物がとれたように金銭ブロックが外れてスッキリ!! なんて・・

(ヾノ・∀・`)ナイナイ

みんなそれを期待されるけど、でも、長年かかって育ててきたこの金銭ブロックを
そんな一瞬では解決はできないんですよ(笑

「一瞬で切り替わる事」を求めてしまうとお金ばかり溶けて「その瞬間だけ変わった気分」を味わうだけを繰り返してしまいます。

でも、一瞬での解消は無理だけど、しっかり時間をかけて向き合う気持ちで挑めば解除できるんです。

面倒やな!
一瞬で催眠みたいに解除してくれるならナンボでも払うのに!!
そういう神様みたいな人おらんのか!?

あーでも神様ならお金とらんやろ!?
高額だと詐欺っぽいし、そんな一瞬の事の為に上手いこと言ってワシから金巻き上げようとするのは悪いヤツや!

ね…金銭ブロックでもう認知の歪みが酷すぎ・・

金銭ブロックの解除方法は?

その1 自分のブロックを特定する

上の表を使って、自分に当てはまるブロックをチェックしてみる事からですね。
自分で気付いたゴミは取り除けるけど、自分が気付けないままのゴミは取れないですもんね。

その2 信念を書き換える

ネガティブな思い込みを「お金は豊かさを生む道具」などのポジティブな信念に置き換えます。
この書き換えはアファメーションや日々の口癖などから変えていくと良いとされます。
例えば

ネガティブな口癖ポジティブな書き換え
「お金が足りない」「今あるお金で十分満たされている」
「お金を稼ぐのは大変」「お金を稼ぐのは楽しい経験をもたらす」
「高いから無理」「価値があるからこの価格なんだ」
「お金の話をするのは恥ずかしい」「お金について話すのは当たり前で大事なこと」

などですね。 日々の何気ない口癖で当たり前に思ったり言ってしまったりしていないですか?

その3 小さな行動を積み重ねる

例えば、適正な価格でサービスを提供する、受けることや、感謝の気持ちを持って支払いを行うことなど、小さな行動から変えていくことでも変化していきます。

自分が常に嫌々お金を払っている状態では、いざ自分がサービスを提供する側になったときにも、無意識に同じエネルギーが表れてしまいます

たとえば、スタバでコーヒーを買うとき、ただ「お金が減る!高い!」と考えるのではなく、「美味しいコーヒーを楽しめる」「作ってくれた人への感謝」と考えるようにすることで、支払いにポジティブな意味を見出せるようになります。

すると同じように、自分のサービスや商品を適正価格で提供し、「これが相応の価値だ」と自信を持てるようになり、受け取る行為への罪悪感を手放していけます。

こうした「感謝と価値」の循環を腹落ちさせていけると、金銭ブロックが少しずつ外れ、自然と豊かさが流れ込む環境が整っていき、意識の変化への第一歩になります。

だから時間は…かかります。

かかるけれどもこういうのってもう、

スピリチュアルとか思い込みという時点ではなく、「脳の仕組み」として当たり前に「変えられる事」とされていますので。

試す価値はあるんじゃないですかね。

試すだけならタダやしなー!

私ができるのも「本人が気付けていないブロック」を本人の代わりに捜して「ここにあるよ」と伝える事からになります。

まずは「気付く」。ココから変化が始まるんです。

という事で今回は「金銭ブロックとはなんぞや?」のお話でしたー!

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